くのり会計事務所は、平成2年に開業しました。お客様は0件。
スタートから今日まで私達がブレずに一貫して取り組んできたことは

■お客様の「商売繁盛」を応援し続けること
■新しい方との出会いを積極的に心から願うこと
■お客様の発展とともに私達の発展もあると信じること
■起業家魂を支援する私達の仕事を誇りに思うこと

です。一人ひとりのお客様と真剣に向き合い、お客様の声に耳を傾け、私達のサービスを提供し続けることで喜んでいただき、少しずつご紹介の輪が広がっていきました。

以来20余年。いただいたご相談のひとつひとつを大切に思いながら今日まで実践を積み重ねてまいりました。

私達のサービスは、企業であれば財務諸表、個人の方であれば所得数値などといったお客様にとって有用な「数字」を正確に作成、提供するところから始まります。

ところが現在においては、売上と経費の差引で単純な利益計算や税額計算はPCが短時間で完了してしまいますので、私達が大切にしている事はその先、つまり「数字」から何がわかるか、をいかにお客様にお伝えし、アドバイスできるかという「応用」の部分です。

「業績は良いのか悪いのか」「なぜなのか」「どうすればよいのか」「向かう方向は正しいのか」「同業他者はどうしているのか」「人を雇いたい」「給料がもっとほしい」「資金調達したい」「税金を抑えたい」「新しい備品を買いたい」「引っ越しをしたい」「もっと仕事を増やしたい」「会社を大きくしたい」「貸したお金を取り返したい」「上場したい」「いつかはハッピーリタイアしたい」

私達は正確な「数字」を切り口として、あらゆるお客様のご要望に真摯に向き合っております。

私達は知的サービスをご提供しております。目には見えないものに対してお客様から報酬をいただいています。お客様のご要望に常にお応えしていかなければなりません。そのため、私達は常日頃から業務領域の質の拡大に取り組んでおります。

私達にとっての「質の拡大」とは、お客様にご満足いただけるよう法律改正対応や事例研究を怠らず常に最新の情報を備えてご提供できる環境を整えることのみならず、これまでの積み重ねてきた経営相談の経験をお客様のために生かしていくことだと考えております。

20年以上の歴史がある事務所としての経験に即したサービス品質をお客様にご提供しております。

会計事務所のスタッフは必ず、簿記や申告手続きなどを学んでいますので、数字をまとめて税金を計算することができない、という事務所はありません。またそのような会計技術は基本的に変わることがなく、一度覚えてしまえば実は割と苦労することがなく決算から申告までサービスを引き受けることができます。

このような背景がありますので、近年格安で決算・申告を請負う会計事務所が増加していることは事実です。

私達は真にお客様の経営の役立つ会計事務所の姿を常に考えています。例えば飲食店であれば売上を上げるために食材などの「仕入」が必要です。会計事務所にとっての「仕入」とは「情報」や「実績」ということになります。私達はこの「仕入」にお金と時間をかけています。人数が多い利点を生かして、各分野における専門スタッフを配置し、最新で専門的な情報を絶えることなく獲得し、実績を積み重ね、最も効果的な方法でお客様にご提供できるよう努めています。

形式的な決算・申告だけを提供する会計事務所の報酬設定には及びませんが「一流の経営者」を目指すお客様に対して「一流の知的サービス」を提供する私達の報酬体系はむしろ割安である、と大変ありがたい評価をいただいております。

私達は「知的サービス」を提供しています。これは目には見えないものですので、効率化の大義名分をもって会計資料を郵送で受け取りデータをメールで送信する、といった手段のみでサービスを提供する会計事務所もあります。

しかしながら、事業を動かしているのはお客様であり、数々のデータを生み出しているのはその現場で汗して働いている「人」に他なりません。

私達は「人」を大切に考えています。現場にお客様がいるのですから、私達もその現場に直接伺うことが当然です。現場でお客様と向き合うことで、数字だけでは見えない様々な空気や感覚をお客様とできる限り共有したいと考えています。

さらには、日々刻刻と変化する経済事情と戦うお客様に真の意味で寄り添うために、毎月一回以上現場に出掛け、お客様と直接お話しすることを自分たちに義務づけています。